もっちがゆく!「不動産投資セミナーに参加で『地震・災害対策』を考える」の巻 その1

もっちくん
人々の「お金持ちになりたい」「お金もっちになりたい」との思いが具現化して産まれた妖精。探究心旺盛。
第一回目は「不動産投資を学ぶ」です。
不動産投資セミナーに参加してみた

はじめまして!
今日は、北海道札幌市で開催の「地震・災害対策を考える不動産投資セミナー」にきたよ。

どうもこんにちは!

はじめまして!ようこそ。
ぜひいろいろ学んでいってね。

ありがとうございます!いろいろ教えてくださいな^^。
いきなり質問だけど、なんで「不動産投資」のセミナーなのに「地震・災害対策」を扱っているの?

良い質問だね!
実は、今回私自身、北海道胆振東部地震を経験して、不動産業務を行う者として、またいちオーナーとして学ぶべきテーマであると思い、今回このテーマのセミナーを開催することにしたんだよ。

ほー!ぜひお話きかせてください!

ぜひぜひ^^
今日のセミナー内容はこんな感じだよ。
セミナー目次:
1.自己紹介
2.これから購入するにあたって…
・不動産投資における災害リスク
地震、津波、台風、集中豪雨、停電などについて
・不動産購入前に調べるべきポイント
3.現在所有の物件について…
・所有物件の災害リスク対策はできていますか?
・地震保険の正しい知識を身に付けてしっかり災害対策

はやしだ先生はどんな不動産オーナーさんなの?

私は収益不動産専門の営業コンサルタントをしながら、釧路市のアパートオーナーとしても活動しているよ。
<所有物件(釧路市 平成29年築)>

へー!お洒落なアパートだねー!

ははは、ありがとう。
でも購入したアパートのある釧路市は災害危険区域でね。
根室沖の海溝プレートの影響で巨大地震がくるといわれていて、津波が来た場合に広いエリアで浸水がある、といわれているんだ。
購入当時はオーナーになりたい一心で、あまりその辺を考えずにアパートを購入したんだけどね。

えーツイてないね!

そうだね。
北海道胆振東部地震にあうまで、失礼ではあるけれど、災害がテレビの向こう側のことのように思えて、自分自身のこととして深く考えてはいなかったんだ。
でも、この地震がきっかけで地震が起こすリスクに対して真剣に考えるようになったんだよ。
胆振東部地震の様子:
〇災害震度7を計測した北海道厚真町の土砂崩れ
〇札幌市すすきの 大規模停電(ブラックアウト)の様子
今回は9月の災害だったが、北海道で冬に災害が起きた場合、被害が2次災害、3次災害に広がる可能性がある。今後もその対策を検討する必要がある。
〇札幌市清田区里塚 液状化の状態
震源からの距離に関係なく起こる可能性があり、事前に危険地域を調べることもできる。
※引用?時事通信社

ひえー。大変だ~。

弊社の管理物件でも今回の地震の影響と思われるクラック(ヒビ)が確認されたんだ。

では参考までに、北海道史上における地震被害もみてみようか。
平成 30 年北海道胆振東部地震による被害状況等
死者 41名
負傷者691名(2018年11月14日時点 重軽傷者 749名)
建物被害
全壊 394棟 (2018年11月14日時点432棟)
半壊 1016棟 (2018年11月14日時点 1405棟)
一部破損7555棟(2018年11月14日時点 8819棟)
北海道に影響を与えた過去の地震とその被害
北海道内陸の地震予測 ※赤が断層帯の予測エリア
石狩低地東縁断層帯(6番)が非常に危険視されている。
南北にわたって100キロ近く走っている。
また30年以内に起こるといわれている地震確率
※引用:地震調査研究推進本部 資料

実際発生している地震をみると、地震の大きさは合っているが、起こる確率はあてにできないようだけどね。

北海道ってあまり地震のイメージが無いけれど、全道で起きているんだねえ。

そうだね、月寒断層で札幌直下地震が起こった場合の被害想定は、
想定死者8,000人 ※冬に起きれば左記を超える
想定帰宅困難者 44000人 ※冬に起きれば83000人
想定全壊建物3万棟
また北海道厚真町の土砂崩れは地震の前に続いた7月の豪雨が原因になったのでは、といわれている。
ということだよ。
2018年は日本全国で水害に見舞われたこともあり、以前にもまして注目されている地勢リスクで、不動産売買する際も、土砂災害警戒区域、津波警戒区域等の説明の義務化がなされているんだ。

うーん。そうなるとやはり事前に震災の影響も考えて不動産購入を検討しないといけないってことかなあ。
でも具体的にどういうところを注意すればいいのかわかんないよう・・・。

大丈夫、もっちくんのような方のために不動産購入前に調べるべきポイントを教えるね。